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世界一エシカルなチョコレート「Theo」の取り組み

 シアトルに拠点を置く『Theo Chocolates』は、オーガニック(有機)のカカオ豆を北米に初めて個人輸入した人物、ジョセフ・ウィニー氏によって設立されたチョコレート会社。全米はもちろん、「世界一、エシカル(倫理的に正しい)な工程で作られるチョコレート」として名を馳せています。

 

 同社のチョコレートに使われるオーガニック・カカオは、コンゴからフェア・トレードで輸入したもの。ロースト・精錬・製造・包装のすべてを手がけている本家シアトル・フリーモント店では、さまざまな種類のチョコレートを買えるだけでなく、工場見学もさせてくれるのも魅力です。地元の小学生などを対象に食育活動も行っており、チョコレートを軸にした子供向けの「フェア・トレード教育」にも定評があります。

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Theoチョコレート工場で行われる、フェア・トレード教育

 フェア・トレード教育は、物語形式で行われます。チョコレートが大好きな少女・モリーが主人公の可愛らしい物語『Molly and the Chocolate Tree』を使って、小さな子供たちでもわかるように、チョコレートができるまでの過程や、フェアトレードの大切さを紹介するとう内容。工場に到着すると全員頭にネットをかぶり、ストーリータイムがスタートします。モリーの物語は紙芝居になっており、スタッフの方が臨場感たっぷりにお話を進めていきます。

 こうした企業姿勢に賛同する人も多く、「チョコレートを買うなら絶対にTheo」という人もいるほどです。フェアトレードはもちろん、子供への教育の機会創出という点で、ブランド力を築いたよい例と言えるでしょう。