Generativity Lab™

次世代に何かを繋ぐ「社会還元共有型」マーケティング™が企業と社会を変える

「社会還元」そのものを、定期購読するアメリカ

 アメリカでは「社会還元」そのものを、ビジネス商材として取り扱っている企業を最近知って、びっくりしました。「合理的」かつ「社会還元への積極参加」と言う点で、いかにもアメリカらしい発想ですが。なかなか面白い仕組みの事業なので紹介しようと思います。

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社会への還元を定期購買!

 このサービスは、「Care of Good」というもので、「社会還元をサポートする商品」が90日に一度届くというもの。Tシャツなどのファッションアイテム、生活雑貨、食品など複数の商材が、箱の中に詰められて送られてきます。「この箱を買う行為自体が、社会をよりよくする活動である」ことを売りにしています。

 

 商品は、動物愛護、次世代貢献、環境保護、貧困撲滅の4つのカテゴリーに紐づけられていて、自分が支援したいと思うものを選べます。テーマも定期的に更新されるようですが、「貧困地域に飲み水を配給できる支援を行う」など、支援の詳細がとてもクリアで具体的なのも特徴です。値段は料金は1支援(箱)、59.99ドル~。何が届くか楽しみというワクワク感も手伝い、サービスを利用する人も順調に伸びているようです。

 

 アメリカでは今、「サブスクリプション・ボックス」という商売が花盛りです。「Care of Good」もその一つですが、このビジネスの仕組み、いわゆる日本の「福袋」みたいなものです。日本の福袋は新年の風物詩で、アメリカ版は定期的に届くという点が違いますが、調べてみると「Care of Good」以外にも社会還元型サブスクリプション・ボックスはかなりあって、なかなか面白いです。

 

 マッキンゼー&カンパニーによると、2018年2月時点で、アメリカにおけるサブスクリプションeコマースの市場の成長率は過去5年間で100%成長というから驚きです。日本でもアメリカ式のサブスクリプションは、今後流行るかもしれませんね。

 

以前この会社のことを『BizSeeds』でも取り上げていますので、是非重ねて読んでみてください。

bizseeds.net

マッキンゼー&カンパニー参考URL:

Trends and opportunities in the subscription e-commerce market | McKinsey