Generativity Lab™

次世代に何かを繋ぐ「社会還元共有型」マーケティング™が企業と社会を変える

リサイクルよりも「リユース」を。真の環境保護に必要なこと

 スウェーデン在住の16歳の少女が、たった一人で始めたストライキ。その後、「未来のための金曜日」と称され、日本を含む世界160ケ国に広がった若者たちの環境保護へのデモ活動の声は、ついには国連の気候変動サミットにまで到達しました。

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リサイクルだけでは不十分という時代に

 16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんが国連で行った怒りのスピーチは、次世代から投げかけられた強烈なメッセージだったと思います。彼女は発した言葉に、あなたは何を感じたでしょうか?

 

 「あなたたちはわたしたちを失望させています。若い人たちはあなたたちの裏切りを理解し始めています。未来の世代の全ての目があなたたちに注がれています。わたしたちを失望させることを選ぶなら、わたしたちは絶対にあなたたちを許しません」

 

 環境問題について、誰もができる取り組みの一つが「リサイクル」ですが、リサイクルは再利用を可能にするために、時間やエネルギー、そして新しい商品にするために補填する必要がある原材料などが必要です。このプロセスが「環境に完全に優しいとは言えない」という点に着目した企業がスタートさせた、「リユース(完全再利用)」出来る容器を用いた物販が、アメリカでは最近注目されつつあります。

 

 企業の名はLoop。彼らが目指すのは、古き良き時代の牛乳配達のようなビジネス。毎朝届く牛乳瓶を、洗って回収し、そのまま次も再利用という仕組みを、あらゆる商材に取り入れたことで、「真の環境保護を実現させるビジネス」として、注目を集めています。

 同社は米配送業界最大手のひとつ、UPS社との提携のもと、様々な消費商材ブランドとパートナーシップを組み、それらのブランドの商品を使い捨て容器ではなく、Loop専用の完全再利用容器に入れて配達しています。商品ラインナップも豊富で、食品や洗剤など、日常生活で愛用している様々な商品が、このサービス専用のパッケージに入れられて自宅に届き、使用後はUPSの配達員が再びそのパッケージを回収するという仕組みです。

 

 次世代が安心して暮らせる環境を残すために、それを実現する「仕組み」自体が強みになっている素晴らしいビジネスだと思います。サービスを紹介した動画と、以前『BizSeeds』で紹介した記事も、ここで紹介しておきます。

 

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