Generativity Lab™

次世代に何かを繋ぐ「社会還元共有型」マーケティング™が企業と社会を変える

JetBlue航空が始めた、子供の想像力を豊かにするための取り組み

 ニューヨークに拠点をもつJetBlue航空。同社が非営利団体 First Bookとのパートナーシップで始めたのは、子供の想像力を「空高く、舞うように」刺激するという素敵な活動です。

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子供にとって、本は未来への「翼」

 JetBlueが行っている具体的な活動とは、低所得地域の子供たちに本を提供すること。児童書籍の権威、スーザン・ニューマン博士が2001年に発表した論文には、「貧困地域に暮らすアメリカの子供は、300人に対してわずか1冊しか、年齢にあった本を得ることが出来ない」ということが書かれています。同社はこうした状況を変えるために、2011年よりFirst Bookとの共同プロジェクトとして、この活動「Soar with Reading」を開始しました。

 

 彼らの取り組みがユニークなのは、本の配布の方法。何と配られる本の多くは、本の自動販売機で配布されているのです。JetBlueのブランドカラーを使った青い本の自動販売機が設置されているのは、ワシントンDC、サンフランシスコ、デトロイトなど。今までに配った本の総額は、実に3億ドル相当にもなります。今年は夏にかけて、彼らのホームタウンであるニューヨークにも自動販売機を設置しました。市内5つの行政区に置かれた自動販売機をつかって、10万冊の本を配布する計画だそうです。

 

 同社は航空会社の中でも、数多くの社会還元活動を積極的に行っていることでも有名です。ニューヨーク州内にあるハイランド・パークで植樹を行ったり、音や振動に敏感な自閉症の子供をもつ家族のために特別にデザインされた「空港体験見学会」を実施するなど、素晴らしい取り組みを多数おこなっています。こうした同社の社会に何かを還元する姿勢は、ブランド力を上げる大きなファクターの一つと言って良いと思います。

 

 少し古い映像になりますが、「Soar with Reading」の活動を紹介した映像を、最後に紹介しておきます。

www.youtube.com